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2017年04月15日

88起:辞める。憂えるということを

隣は遊園地
青年・シニア海外協力隊員の任期中は、海外という土地柄もあり、独りで自問自答する時間が持て余す程あります。一方で、インターネットがあれば情報を得られるので、スマホやパソコンの画面相手に一喜一憂することもできます。海外の隊員や日本の近況を目にする度に、隣の芝は青く見え、もはや隣は芝どころか遊園地のように見えます。もはや、自分の芝は茶色く枯れてて、他人の芝は遊園地です。
88起:辞める。憂えるということを
任地トロンカル市の大きな道路


人知れず
周りの状況を知る度に、一喜するのは良いんですけど、一憂するのは辞めたいなぁと。というのも、見知らぬ海外の土地に日本人が一人で生活して、初めての職場に通って、よく分かんない飯を食べて、通じない言葉で伝えようと頑張って、慣れない習慣に馴染もうとしているだけでも、想像以上にエネルギーが必要なんです。一憂してると、不要な事にまでエネルギーを使ってる気がするので、憂えるのを辞めることにしました。

職場で何かの会議


どんなことも終わりが
海外にいても日本にいても、誰もが何もやってない(または出来ない)時間はあるものでしょう。協力隊も任地や職場での「活動」と呼ばれる時間よりも、独りで悩んだり考えたり何もしない時間、つまり自分と向き合う時間の方が圧倒的に長いと思います。そんな時間も使い方次第で、2年間の見え方は変わります。私は、そう思います。膨大な時間も、実は限られてます。憂いるよりも、ボケーっとした方が楽しそうですしね。最後になりますが、下の写真は先日ご馳走になった夕飯です。

フライドポテト、パスタ、白米の組み合わせ
作ってくれた優しさには大感謝ですが、まだ私の胃袋には馴染ない食べ物もあります。しかし、これを食べられるのも、あと488日かー笑。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。最近の好きな動画と音楽です。


青年海外協力隊の葛藤を描いた動画
「いつか世界を変える力になる」
同期のシニア隊員の方も出演してます。

関取花、もしも僕に



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この記事へのコメント
「盲亀の浮木」人とのつながりは盲亀浮木の如く。
大海に住む盲目の亀が百年にただ一度だけ海面に浮かんでくる時に、
たまたま穴の開いた流木が浮いて、その流木の穴に首入れるという仏教の寓話があります。
言わば、めぐり合うことは非常に難しいことの例えです。

このように考えてみると、
血のつながる家族となることは、盲亀浮木のような奇跡の確率です。
生まれてくることは、両親がいます。
両親のそれぞれの両親、4人。時間軸をさかのぼっていくと、 
10代を遡ったら自分と同じ血が流れている先祖は1024人。
20代前だと100万人!

そのうちのただのひとりでも欠けたら、自分はいま存在していないです。
「命」を次につないできたから、現在の自分の「命」があります・・・
奇跡的なことのように思えます。
先祖に手を合わせて感謝の心は常に大切にしていきたいです。
Posted by 大自然の法則 at 2017年04月30日 15:15
大自然の法則さん
4年ほど前に自分のルーツを辿って日本を旅した際に、家系図を作成しながら、似たような事を感じました。
Posted by orawiorawi at 2017年06月10日 03:02
 
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