青年の発想〜地域と遊びと希望と気宇〜

プチ災難①財布失くして、久しぶりに嘔吐する
　去る8月に活動の中間報告のために首都のキト市に行ってきました。昼間の中間報告を無事に終え、その夜の懇親会に向かうタクシーの中に財布・鍵を忘れてしまい、そのまま紛失。懇親会中には急に吐き気を催し、早々と連絡所へ退散して、それから嘔吐&ダルさ満開の2日間が続きました。原因は未だに不明ですが、キト市の標高は2800ｍ(富士山7合目と同等)ということもあり、体調不良と高山病のダブルパンチということで、自分の中で納得しています。これまでもキトにいるときは、オナラが頻発したり、食欲が減るなどはありましたが、ここまで体調を崩したのは初めてのことなので、自分でも驚きでした。隊員の手厚い介護のお陰もあり、任地に戻ってから数日後にはスコブル快調になりました。

教訓
1、急いでいる時も、決して焦らない
2、貴重品は余分に持たず、思い入れのある物は身に着けない
3、高地は想像以上に体を酷使しているので、普段のような無理はしない


嘔吐する1時間前の様子



プチ災難②盗難に遭う
エクアドルの大都市グアヤキル市。私の任地トロンカル市から１時間程度の場所にあるので、たまの週末は買い物や遊びに行っていました。そんなグアヤキルに立ち寄った際に、バスの中でスマホ・iPhone6の盗難に遭ってしまいました。下車の時にポケットからゴソっと盗られていたため、嫌な思いは少なくて済んだので、それだけでもラッキー。その数週間後にも、キト市内のバスターミナルにおいて、バスの中で乗務員を装った人から盗難されかけましたが、その際は何も盗られずに済みました。盗難に会う数日前には、安全管理についての集まりもあったので、なんとも情けない話ですが、盗難を実感すると安全管理の重要性が身に染みますね。

教訓
4、チャックの無いポケットに貴重品は入れない
5、スマホを買うために色んな機種の良し悪しを知ることが出来た(Androidも良い)
6、現在の活動ではスマホはエントリーモデルで充分事足りる(ガラケーでは不足)


陸路の移動は基本バス、任地から首都のキトまでは約10時間



プチ災難③間違えてamazon prime会員になっちゃった
　最後は若干余談になります。エクアドルではamazonのサービスが機能していないので、日本からエクアドルに来る友人に頼んでamazonで購入した商品を持ってきてもらうことがあります。先日、amazonで注文の際に操作を間違えてprime会員になってしまいました。クレジットカードの請求で気付いたのですが、年間会員なので、今更変更も出来ず・・・。「まぁ、いいか」と放っていました。しかし、よくよく調べてみると、映画・ドラマ・音楽・kindleなどの充実したサービスがあるようで、最近はそれらを満喫しています。
教訓
7、間違って申し込んだサービスも内容を確認すること(有意義な内容である可能性有)
8、amazon primeのサービスが快適
9、帰国後も継続したいくらい(日本で利用した方がドラマ・映画の本数は断然多い)


ホームステイ先の庭と、左下に見えるのが私の住居


私的な目線ですが、災難や間違いから学べること・教えてもらえることは沢山あるみたいです。以上のような出来事・体験から、最近は新品$80のSamsung J1mini prime(Dual SIM Dual Standby)を使いながら、$0.5の財布(親指サイズ)を身に付け、銀行のクレジットカードは持ち歩かず、店頭に並ぶスマホを眺めては機種と価格の相場を堪能し、日中の活動では同僚と気軽に電話連絡が可能になり、余暇の時間にはamazon primeの音楽・ドラマ・kindle(毎月1冊無料)を楽しみながら、お陰様でエクアドルでの生活を謳歌しています。失った物は何か別の災難の身代わりになってくれたと思い、せめて盗難先で有意義に利用してもらっていることを願っています。久しぶりの近況報告でした。最後に私の好きな音です!!


OLEDICKFOGGY
「シラフのうちに」